参院選5選挙区予定候補ら訴え
雇用、観光大きく改善
愛知で山口代表 認知症施策 公明が進める
夏の参院選が迫る中、公明党の山口那津男代表らと、激戦に挑む兵庫、埼玉、神奈川、愛知、福岡5選挙区の予定候補は9日、各地の街頭演説会などに駆け付け、必勝へ絶大な支援を呼び掛けた。
【愛知】山口代表は、名古屋市と知多市で行われた街頭演説会に安江のぶお党青年局次長(参院選予定候補=愛知選挙区、自民党推薦)と共に出席し、「小さな声を聴く安江のぶおを皆さまの力で押し上げていただきたい」と訴えた。
山口代表は自公政権の経済政策について、2012年の政権発足時と比べ(1)名目の国内総生産(GDP)が61兆円増加し、国と地方の税収は約28兆円増加(2)完全失業率が2.4%にまで改善(3)訪日外国人旅行者数が2283万人増加――したことに言及。「自公政権が結束して進めてきた成果だ。働き方改革を進め、あらゆる人が活躍できる社会を築く」と強調した。
人口減少、少子高齢化への対応については、「これまでの年金、医療、介護に加えて、子育て支援を社会保障の新しい柱として推進してきたのが公明党だ」と力説した。
認知症への対応では、「本人、家族も相談できる所が身近にあり、早く専門家のアドバイスを受け、手を打てることが大事だ」と指摘。その上で、認知症施策を推進するための基本法制定をめざす考えを示した。
安江氏は、生活苦などに悩む人に寄り添い、「法律のはざまで苦しむ人を救う政治を実現する」と訴えた。一方、知多市内で行われた国政報告会では大村秀章県知事が安江氏へエールを送った。
公明党ニュース:https://www.komei.or.jp/komeinews/p32276/