コロナ禍の学習環境、就活など
ネットで回答
公明党学生局(局長=安江伸夫参院議員)は、全国の大学、短大、専門学校に通う学生を対象に、学習環境や感染防止の取り組み、職業選択・就職活動、生活などに関する実態調査を行っている。実態調査の結果は青年政策などに反映し、コロナ禍の学生支援の充実につなげていく。実施期間は今月19日から5月16日まで。インターネット上の専用ページから回答する。
主な調査項目は、▽学習環境や奨学金の利用状況▽コロナ禍における職業選択の変化や就職活動の費用負担▽学校内の感染対策▽不安を抱えた時の相談相手の有無――など多岐にわたる。より幅広い意見を集めるため、自由記述欄も設けている。実態調査は、党青年委員会の政策アンケート「ボイス・アクション(=VA)」、ユーストークミーティングと並行して取り組み、調査結果は、政府に提出する青年政策などに反映する方針。
安江氏は21日夜、都内の大学生とオンラインユーストークミーティングを開催。参加者から「コロナ禍でクラブ活動や留学など学生でしかできないことが制限されている」「医学部で解剖実習が中止になり困っている」などの意見が出た。
終了後、安江氏は、学生とのユーストークとともに、生活実態調査を通じて、「現状を丁寧につかみ、より実態に即した学生支援の実現に全力を尽くす」と語った。