私には弁護士時代の忘れられない案件があります。それは、振り込め詐欺の受け子を引き受けて、逮捕された少年の弁護。お金に困っていた少年の心を上手く利用した事件でした。私は何度も留置施設に通い、少年が更生できるように、まずはとことん少年の話に耳を傾け、誠意を尽くして接していきました。
その後、保護観察処分となった少年から手紙が届きました。「話を聞いてくれて、ありがとうございました。これからは一生懸命、生きていきます」と。こうした少年事件の背景には、少年個人だけでなく、家庭環境・生活環境などが複雑に絡んでいます。「いつか自分も社会環境の改善に挑みたい」と強く感じた原点になっています。
小さな声に寄り添う安江のぶおは、全ての若者が希望を持って生きる社会を築いていくため、児童虐待の根絶などに向けた法整備、教育格差の是正、介護従事者の待遇改善に全力を注いでまいります!
(写真は、春日井市内で街頭演説する安江)