夏の参院選勝利に向け、公明党の選挙区予定候補は21日、各地で最前線を駆け巡り、時局講演会で党の実績や政策を訴えたほか、精力的な視察活動も行った。同日の記者会見で公明党の山口那津男代表は「どの選挙区も予断を許さない状況だ。わが党が擁立する7選挙区は(勝利に向かって)万全な態勢で、できることを着実に積み上げていきたい」と決意を語った。
女性活躍の介護現場へ 安江氏
公明党の安江のぶお青年局次長(参院選予定候補=愛知選挙区、自民党推薦)は、愛知県一宮市にある介護施設「たんぽぽ温泉デイサービス一宮」を訪問し、女性の働き方改革などの取り組みを視察した。地元市議が同行した。
同施設の従業員は約9割が女性で、子育て世代の30~40代が多いため「残業ゼロ」を実行。業務効率化の一環として、利用者のリハビリ内容などをスマートフォンで管理する「スマイルシステム」を開発・活用している。子どもが病気になった時などに休みやすくするため、従業員を多く配置。施設内には託児所もある。同施設の職員は「従業員の満足度も高く、出産した従業員の約6割が復職している」と話す。
安江氏は「女性の活躍を推進し、介護現場の課題解決に挑む」と語った。
公明党ニュース:https://www.komei.or.jp/komeinews/p30239/