ウクライナ避難民の受け入れで
参院決算委で高橋、安江氏
18日の参院決算委員会で公明党の高橋光男氏は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う避難民の国内受け入れについて、日本語教育や就労支援などで細やかな配慮が進むよう、「国から現場に対して必要な支援を行うべきだ」と力説した。
高橋氏は、具体的な支援内容として、就労希望者への情報提供、子どもが学校に通う際の日本語教育の支援、日本食に慣れていないことを踏まえた給食対応、差別的な扱いを受けないための対策の推進を要望。政府の対応をただした。
出入国在留管理庁は、「わが国の生活に不安を抱える避難民に寄り添った支援が実施できるよう関係省庁と連携して、しっかりと対応する」と述べた。
一方、公明党の安江伸夫氏は、外務省が途上国向けに提供する「無償資金協力」の資金が、実施機関の国際協力機構(JICA)にとどまっていることについて、「適正な管理を徹底的に行うべきだ」と指摘した。
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