今年も残すところあと一日。
本年も大変にお世話になりました。
皆様のおかげで、本年一年間、走り続けることができました。全ての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
2019年7月に皆様のおかげで初当選。秋の臨時国会で初めての国会論戦。
明けて本年、議員として初めての通常国会が1月20日に開幕。ときをほぼ同じくして、世界は新型コロナウィルスの脅威に直面することとなりました。
民衆の命と暮らしと尊厳を守るべく、政治の責任が弥増して厳しく問われ続けています。
私自身、一年生議員として、何が「普通」なのかすら分からないなか、しかし、むしろ固定観念や従来の慣例に囚われることなく、どこまでも「現場の課題解決のために今必要なことは何か」という観点で、先輩議員のご指導もいただきながら走って参りました。今もなおウィルスの脅威は継続しておりますが、明年も、「月々日々に強り給え」「昨日より今日、今日より明日へ」の精神で、「衆望」に応える力を磨き、その実行に全力を挙げて参る所存です。
いうまでもなく、日々の活動指針になったのは「大衆とともに」という立党精神であり、創立者のことばでした。
この年末、改めて、公明党の結党当時の状況等が描かれた『新・人間革命』第9巻の「衆望」の章を読み返しました。未曾有の危機にあるからこそ、庶民大衆を土壌として生まれ「誰一人取り残してはならない」という普遍的な哲理をいち早く掲げながら「民衆の幸福」と「世界の平和」を叫び続けてきた公明党の真価を更に発揮すべき時と、再確認させていただきました。
一方で、世界に目を向けても、様々な困難な課題が山積しています。しかし、だからこそ、先師たちが唱えられた「地球民族主義」や「人道的競争」という生命尊厳の価値観を世界に訴えていく必要があり、この点は公明党の大きな使命であると決意しています。
公明党は、この永遠不滅の原点があるからこそ、また、そうした原点を共有する皆様に支えていただいているからこそ、半世紀以上に亘って支持を得た結果、長らく与党の一角を担わせていただいております。
私自身、まだまだ未熟な身ではありますが、過去より今に至るまでの偉大な歴史と支援者の皆様に最大に感謝申し上げるとともに、明年も立党精神を抱きしめて、青年らしく「前進、前進、また前進!」との気概で走り抜いて参ることを決意申し上げます。
どうか皆様、感染防止対策を徹底していただくとともに、交通事故、火災などにも十分にご注意いただき、健康無事故でよい年をお迎えください。
(写真は2019年1月。当選同期と共に)
参議院議員
安江のぶお