公明、東京ドームで「フォーラム」
「小さな声聴く力」こそ希望
山口代表が力説
夏の参院選勝利へ総立ちとなって戦おう! 公明党は5日、東京都文京区の東京ドームで大勢の党員、支持者が集う「公明フォーラム2019」を盛大に開催した。席上、全国屈指の激戦に挑む兵庫はじめ、埼玉、神奈川、愛知、福岡各選挙区の予定候補が渾身の決意を表明。山口那津男代表は「この五つの選挙区は、いずれも厳しい戦いを強いられている。この戦いを突破するためには、全国の皆さまの力を借りるほかない」と力説し、5選挙区の必勝へ絶大な支援を呼び掛けた。=5選挙区予定候補の訴え(要旨)
山口代表は、人口減少や少子高齢化、頻発する災害への対応について「政治が安定しなければ乗り越えられない」と述べ、政権運営でアクセルとブレーキ、ハンドルをしっかり握る公明党がいるからこそ政治が安定すると強調した。
また、政治が果たすべき役割について「自分たちの声は届かないと国民が思っては政治に信頼は生まれない」と指摘。公明党の全議員が展開した「100万人訪問・調査」運動などで寄せられた声を踏まえて、幼児教育や高等教育の無償化を実現した実績に触れ、「小さな声を聴く公明党がいればこそ政治に信頼と希望が生まれる」と訴えた。
夏の参院選について山口代表は、東京、大阪両選挙区を加えた7選挙区の完勝と、比例区6議席以上の目標を達成することで「参院公明党は現行の選挙制度で過去最多の27議席に達する。今秋の結党55年へ何としても勝ち抜く」と述べた。
■兵庫・高橋、埼玉・矢倉、神奈川・佐々木、愛知・安江、福岡・しもの、気迫の訴え
兵庫選挙区に初挑戦する高橋みつお党国際局次長は、外交官として世界30カ国を駆け巡った経験を生かし「困っている一人のために全力で働く」と力説。「兵庫の1議席を渡すわけにはいかない。全身全霊で戦い抜く」と声を振り絞った。
埼玉選挙区に挑む矢倉かつお参院議員は「悩み苦しんでいる人に寄り添う政治の使命を果たす」と訴え、神奈川選挙区の佐々木さやか参院議員は「政治は結果。制度のはざまで苦しむ人に光を当てる政治を実現する」と力説した。
愛知選挙区に初挑戦する安江のぶお党青年局次長は、弁護士として培った力量を発揮し「新時代への希望を担い、青年らしく走り抜く」と決意を表明。福岡選挙区に初挑戦する、しもの六太党教育改革推進本部事務局次長は、中学保健体育教師の経験を生かし「人を育てる教育を築くとの一心で戦い抜く」と訴えた。
公明党ニュース:https://www.komei.or.jp/komeinews/p31751/
参院選 5選挙区予定候補の訴え(要旨)