参院憲法審、3年ぶり議論/西田氏
参院憲法審査会は28日、2018年2月以来、3年2カ月ぶりに実質的な議論を行い、憲法に関する各党の意見表明で公明党の西田実仁参院会長は、「投票価値の平等」の観点から参院の選挙制度改革の議論を進めていく必要性を強調した。
西田氏は、参院の選挙制度改革に関して、「参院は衆院と同様に全国民の代表であり、憲法が求める投票価値の平等を追求することは当然である。(19年参院選の1票の格差を巡る)昨年の最高裁の合憲判決も、参院のさらなる改革姿勢を前提としたものだ」と述べた。また、衆院で審議中の国民投票法改正案について「早期の成立を図るべきだ」と指摘した。
この日の審査会では、公明党の伊藤孝江、安江伸夫両氏も意見表明した。
公明党ニュース: