防災・減災・復興、虐待防止に尽力
愛知で魚住、安江氏が街頭演説
公明党の魚住裕一郎参院会長は4日、党愛知県本部(代表=伊藤渉衆院議員)が名古屋市内で行った街頭演説会に出席した。これには伊藤県代表、浜田昌良参院議員、安江のぶお党青年局次長(参院選予定候補=愛知選挙区)のほか、愛知県議、名古屋市議が参加した。
魚住氏は3日に憲法記念日を迎えたことに触れ、「日本国憲法でうたわれている『国民主権』『基本的人権の尊重』『恒久平和主義』の3原理をこれからも堅持していく」と強調。「公明党は現行憲法を維持した上で新しい価値が出てくれば規定を付け加える加憲の立場だ」と述べた。
また、人権が損なわれるのが災害と戦争だと指摘。東日本大震災の避難者が全国で約5万人いることなどを踏まえ、「防災・減災・復興を政治や社会の主流にしていかなければならない」と力説した。
さらに、人工知能が判断して人を殺傷する自律型致死兵器システム(LAWS)の開発規制を、公明党がいち早く政府に提言したことも紹介し、「公明党は人権を守る闘いに真剣に取り組んでいる」と述べた。
安江氏は「弁護士としていじめや虐待の問題にも携わってきた。青年の代表として同世代や子どもの命を守る」と決意を表明した。