愛知選挙区=定数4
高等教育の無償化を拡充
最年少の参院議員として、青年世代をはじめ、一人一人の声を聴き、政治の場に届けている。その一環が「やすえの政策相談所」。自身が街頭で道行く人に呼び掛け、気になる課題や実現してほしい政策を尋ねるとともに、ネットでも声を集めている。
家庭の経済的な理由で進学を諦める子どもをなくすため、大学など高等教育の無償化拡充を推進。来年度から、扶養する子どもが3人以上いる多子世帯を対象に所得制限なしで授業料・入学金が無償化される。在学中の学生も含む約41万人が対象となる見込みだ。
ネット上の誹謗中傷対策にも尽力し、侮辱罪の厳罰化、匿名の発信者を特定する手続きの簡素化を実現した。
弁護士時代、特殊詐欺の「受け子」として捕まった少年の事件を担当した。その経験から、SNSなどで高額報酬をうたって若者らを強盗などの犯罪に引き込む「闇バイト」の対策強化に力を注いでいる。闇バイトに誘うSNSの書き込みに対して、人工知能(AI)を活用して自動で警告する愛知県警などの対策の全国展開をめざす。「犯罪を防ぐため、法改正を含め、あらゆる手を打つのが政治の使命だ」と決意している。
「こども・若者まんなか社会」を実現するため、子育て・教育支援のさらなる充実、実感ある所得向上、安全・安心なまちづくりに取り組む。
【略歴】前文科大臣政務官。党国土交通部会長、同青年委員会副委員長。弁護士。参院議員1期。創価大学卒、同法科大学院修了。37歳。