奨学金拡充、留学支援で提言
安江氏に団体
公明党の安江伸夫学生局長(参院議員)は16日、参院議員会館で、首都圏の大学に通う学生で構成する団体「STUDENT VOICE」から、学生が未来に希望を持てる社会の実現に向け、給付型奨学金の拡充や留学希望者への支援体制整備などを求める政策提言を受け、意見交換した。
提言では高等教育無償化に関し、給付型奨学金と授業料減免の対象を中間所得世帯まで拡大するとともに、学費負担の大きい多子世帯や理工農学系などを専攻する学生への配慮を要望。留学希望者支援では、相談窓口の整備や渡航に向けた語学サポートなどを訴えた。
このほか、ブラックバイト対策の強化や、学びを深めるための休学費用の減免なども求めた。
安江局長は提言を踏まえ「党として政策立案に生かしたい」と述べた。