コロナ禍 学生支援に尽力
安江伸夫 学生局長
――学生局長としての活動について。
安江参院議員 当選後の昨年9月、学生局長を拝命しました。以降、政策への反映をめざし、学生懇談会「Qカレ」やユーストークで、学生から現場の声を聴いてきました。今年3月23日には参院予算委員会で初質問の機会をいただきました。コロナ禍で若者の進学、修学が危ぶまれる状況でしたので、萩生田光一文部科学相に対し、4月から始まる高等教育無償化において、家計が急変した若者が支援の対象となるよう訴え、翌24日に文科省から各大学などに通知が出されました。
――党一丸の取り組みで、学生への支援が大きく進んでいます。
安江 1人当たり最大20万円の学生支援緊急給付金も、公明党の要望を受けて実施が決まりました。党青年委としても4月20日、党文科部会と合同で申し入れを行いました。これを受けて学費減免や納付猶予、オンライン学習環境の整備などが進められています。
――参院の委員会での取り組みは。
安江 法務委員会に所属し、あおり運転を厳罰化する改正自動車運転死傷処罰法に関する質問を行ったほか、再犯防止やいじめ対策、障がい者やLGBT(性的少数者)の人権を守るための教育の推進などを取り上げました。また、地方創生・消費者問題特別委員会ではコロナ禍に乗じた悪質商法の被害に遭わないよう、対策を求めました。
ネットの誹謗中傷対策進める
――今後、推進していきたいことは。
安江 インターネット上の誹謗中傷対策や、離婚後の子どもの養育費不払いの問題です。党のプロジェクトチームの一員として、権利擁護に力を入れます。また、党青年委の青年政策2020で掲げたことを具体的な形にし、ご支援くださっている皆さまにお応えしてまいります。