国会議員は14人の陣容に
三つのWT(ワーキングチーム)で活動を展開
一平 7月の参院選を受けて、公明党青年委員会(委員長=平木大作参院議員)がパワーアップしたね。
京子 そうよ。安江伸夫(愛知選挙区)、高橋光男(兵庫選挙区)の両青年局次長が初当選を果たし、党青年委所属の国会議員は14人に増えたわ。
支局長 公明党の国会議員は衆参合わせて57人ですから、全体の4分の1近くが党青年委の国会議員という割合になります。青年政策の実現に向け、党青年委への期待がますます高まります。
京子 今月1日の臨時国会の召集日には、フレッシュな2人が他の議員とともに初登院したわ。
一平 2人はどんな人物ですか。
支局長 安江氏は、32歳の青年弁護士です。DV(配偶者などからの暴力)や離婚問題に悩む女性、仕事と子育てに苦闘するシングルマザー、定職に就けない若者などの相談を受け、問題解決に奔走してきました。安江氏は「青年世代の代表として一人一人の声に徹して耳を傾け、小さな声に寄り添う政治をめざします」と決意を語っていました。
一平 頼もしいね。
京子 高橋氏は、元外交官で、世界30カ国以上を駆け巡った経験の持ち主よ。英語、ポルトガル語を駆使し、政府首脳などによる重要外交の一翼も担ってきたわ。高橋氏は「新たな使命の舞台でご支援いただいた皆さまへのご恩返しの挑戦を、全身全霊、果たしてまいります」と力を込めていたわ。
一平 僕ら若者の代表として、期待できる人たちだね。ところで、党青年委について教えてほしい。
支局長 党青年委は、1962年11月に、公明党の前身である公明政治連盟(公政連)の青年局として発足しました。以来、半世紀以上にわたり、青年党員らと共に多彩な政策を実現してきました。
京子 最近では、2016年、全国で展開した政策アンケート「VOICE ACTION(ボイス・アクション)」に寄せられた1000万人を超える若者の声を安倍晋三首相に直接届け、幼児教育無償化や無料Wi―Fi(ワイファイ)の設置拡充、最低賃金アップなどを具体的に前進させたわ。
一平 若者の味方・公明党ならではの取り組みだね。
京子 党青年委には、それぞれの活動分野に応じたワーキングチーム(WT)があるのよ。
支局長 公明党らしい政策を立案する「青年政策WT」(伊佐進一座長=衆院議員)、各種青年団体との交流を促す「団体渉外WT」(国重徹座長=同)、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用し党の魅力を発信する「広報企画WT」(浜村進座長=同)の三つです。
一平 初当選した2人も、いずれかのWTに所属し活動していくわけだね。楽しみ。
京子 党青年委は、国会議員と若者の懇談会「ユース・トーク・ミーティング」や、学生懇談会「Qカレ」といった対話集会も引き続き開催し、若者の“生の声”に耳を傾けていくわ。
支局長 こうした声をカタチにするため、提言や国会質問などを通じて政策を実現していくとともに、全国各地の青年議員と連携を密に取り、国と地方のネットワークの力を最大限に生かした取り組みを強力に進めていきます。
一平 充実した体制となり、青年のパワーが満ちあふれているよ。党青年委がこれからどんな活躍をするのか目が離せないね。