中学校で被災状況を調査
石川・能登町で安江文科政務官
安江伸夫文部科学大臣政務官(公明党)は15日、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県能登町の町立松波中学校を訪れ、生徒たちを見舞うとともに被災状況を調査した。谷内律夫県議、田端雄市町議が同行した。
同校は今回の地震で生徒1人が犠牲に。現在、中学1~3年生計39人が在籍しており、1月22日から授業を再開している。
一行は、中社進校長らと意見交換した後、授業の様子を視察。また、地面の隆起や陥没で段差が生じているなど校内の破損箇所を確認した。中社校長は、「子どもたちに快適な学びの環境を」と訴え、学校の早期復旧や教職員の人員支援を要望した。
安江政務官は「子どもたちが伸び伸びと勉強できる環境を一日も早く整えていく」と語った。
また、安江政務官らは珠洲市の市立宝立小中学校を訪れ、関係者と意見交換した。