声聴く仕組みづくりなど要望
党学生局に若者団体が提言
公明党学生局(局長=安江伸夫参院議員)は29日、参院議員会館で日本若者協議会の室橋祐貴代表理事と会い、学校における子どもの権利保障に関する提言を受けた。安江局長、佐々木さやか顧問、高橋光男局長代理(ともに参院議員)が出席した。
室橋代表理事は、全ての子どもの権利を保障する「こども基本法」が4月に施行されたことに触れ、「日本の学校では子どもの権利が十分に守られているとは言えない」と指摘。その上で、小学生から大学院生までの24人でつくる検討会で議論を重ねた内容として、学校内で子どもの声を聴く仕組みづくりや人権教育の強化、子どもが安心して通える学校の環境整備などを求めた。
安江局長は「しっかり受け止めて前進させていきたい」と応じた。