安江氏の質問に文科相表明
新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に困窮する学生に10万円を支給して修学を支援する「緊急給付金」について、末松信介文部科学相は11日の参院予算委員会で「2次推薦までに申し込めなかったとの声もあり、3次推薦を実施する。9日に各大学に周知した」と表明した。公明党の安江伸夫氏の質問に対する答弁。
同給付金の対象者は、国公私立の大学、短大、高専、専門学校、法務省が告示で定める日本語教育機関の学生ら約67万人(大学院生や外国人留学生も含む)。文科省によると、2次推薦は今月1日に締め切り、10日時点で約56万人に支給が完了、同事業として残り約11万人分が執行可能という。
質問の中で安江氏は「支援が必要な全ての学生に行き届いていないのではないか」と指摘。「給付金を留学生も含めて届けてもらいたい」と訴えた。