公明党は10日を中心に、全国各地で「成人の日」を記念する街頭演説会を開き、山口那津男代表や青年委員会の議員、参院選予定候補らが次の時代を担う新成人の門出を祝福。若者の声に耳を傾けて政治に反映し、若い世代の活躍を力強く後押しする社会を築くと訴えた。

山口代表は10日午前、東京都葛飾区で地元の都議や区議、新成人の代表と街頭に立ち、今年は全国で約120万人が新成人になったことに触れ、「新しい時代に皆さんが安心して活躍できるように、これからも公明党は全力投球していく」と力説した。

若者の希望をかなえる公明党の活動について山口代表は、議員と若者による懇談会「ユーストークミーティング」などを重ねて政策を練り上げ、首相らに繰り返し提言してきたと紹介。返済不要の給付型奨学金の創設や携帯電話料金の引き下げを実現につなげ、来年度からの不妊治療への保険適用の道も開いたとして「これからも若い皆さんの声を受け止め、政策に反映していく」と力を込めた。

その上で、若者全体が抱える課題解決により強力に取り組む観点から、若者が希望を持てる政策を担う「若者担当大臣」の設置をめざす考えを示した。

コロナ禍で課題となったデジタル化の遅れでは、「日本はこれからデジタル社会の基盤を大きく整えていく。そうした時代の担い手として、若い皆さん、新成人の皆さんが頼もしい活躍をできるよう、時代をつくっていく」と強調した。

【愛知】里見りゅうじ参院議員（参院選予定候補＝愛知選挙区）は10日、名古屋市で、党愛知県本部青年局主催の街頭演説会に安江伸夫学生局長（参院議員）、伊藤渉県代表（衆院議員）らと共に参加。「コロナ禍の克服に向け、新成人と共に新たな日本をつくっていきたい」と語った。

公明党ニュース：https://www.komei.or.jp/komeinews/p223964/