愛知・南知多町で里見氏ら
公明党離島振興対策本部の里見隆治事務局長(参院議員)はこのほど、愛知県南知多町役場を訪れ、時速20キロ未満で公道を走る低速電気自動車「グリーンスローモビリティ」(グリスロ)の活用について石黒和彦町長らの話を聞いた。安江伸夫参院議員、大村聡・知多市議が同席した。
国交省は、離島の課題解決に情報通信技術(ICT)などを活用する「スマートアイランド」を進めており、同町は昨年度、実証調査に応募して採択された。その取り組みの一つがグリスロの導入。バスやタクシーがない日間賀島で高齢者と観光客の新たな移動手段となるかどうかを探った結果、観光客と島民の交流が増え、島の新たな魅力につながった。一方、課題として町側は「島民が遠慮してあまり積極的に利用しない。導入コストが高い」と話した。
視察を終え、里見氏は「実証結果を踏まえ、国交省に課題を届けたい」と述べた。
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