「深掘りユーストーク」開始
党青年委、有識者と懇談
公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)は17日、青年層からニーズが高い政策課題を巡り、各分野の若手有識者らと議論する「深掘りユーストーク」をスタートした。初回は、参院議員会館で日本若者協議会の室橋祐貴代表理事を招き、矢倉委員長、安江伸夫学生局長(参院議員)が活発に意見を交わした。
まず、安江学生局長が、インターネット通信環境の改善や奨学金返済の負担軽減、子育て支援などを巡り、党青年委の取り組みや議論の現状を紹介した。
室橋氏は、中間所得層の税負担について「痛税感があまりにも強い」と述べ、中間層への行政サービスを拡充する重要性を強調。また、若者が社会に出た時に役立つ現実に即した主権者教育の必要性を指摘した。
矢倉委員長は「青年世代の有識者からアイデアをいただき、現場発の若者のための政策を磨いていきたい」と語った。党青年委では今後、若者と議員との懇談会と併行し、深掘りユーストークを定期的に開き、青年政策などに反映していく方針。これに先立ち、党文部科学部会(部会長=浮島智子衆院議員)と青年委は、同協議会から若手研究者への支援を求める要望を受けた。