公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)が力を入れている若手研究者への支援と、党青年委公式サイトについて、「何でも調査班」が紹介します。
特別研究員 採用期間延長
奨励金追加支給も要望
■若手研究者を支援■
ユウタ 党青年委は、青年政策2020で「危機を乗り切る基盤となる」として若手研究者への支援を掲げ、重視しています。
アヤカ 直近でも、現場の声から支援が進みました。
支局長 どんな支援かな。
ユウタ 日本学術振興会(学振)は先ごろ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で研究が一時中断された学生らを支援するため、特別研究員の採用期間を6カ月間延長できるようにするなどの方針を決めました。
アヤカ これにより、国から学生に研究費として支払われる「特別研究員奨励費」(年間最大150万円)が、採用期間の最終年度であっても次の年度に繰り越せるようになりました。
支局長 文部科学省の科学技術・学術政策研究所が5月に実施した調査によると、「新型コロナウイルスの流行が既に研究活動に影響を及ぼしている」と回答した割合は、博士課程在籍者で85%に上った。多くの研究員から、採用期間内に研究が終わらないとの声が上がっていたね。
アヤカ 公明党の三浦信祐青年局長(参院議員)は7月、ツイッターで寄せられた特別研究員の声を受け、浮島智子・党文科部会長(衆院議員)と連携。特別研究員奨励金の次年度への繰り越しなどを訴えていました。
支局長 早速、現場の研究員の要望を実現させたんだね。
ユウタ 一方、主に生活費として支給される「研究奨励金」(月額20万円)を追加支給するには、来年度の予算確保が必要となります。
アヤカ 三浦局長と安江伸夫学生局長(参院議員)は9月9日、日本若者協議会の室橋祐貴代表理事と、特別研究員の小林優子氏と共に、財務省に当時の遠山清彦財務副大臣(公明党)を訪ね、研究奨励金の追加支給などを要望。遠山氏は「前向きに検討し、何とか実現できるようにしたい」と応じました。
ユウタ その後、文科省は、研究奨励金の追加支給に必要な費用を来年度予算の概算要求に盛り込みました。
支局長 党青年委はこれからも、受け止めた声に対し、スピーディーに対応していく。
コロナ対策分かりやすく
今月上旬に新コーナー公開へ
■党青年委HP■
アヤカ 党青年委公式ホームページ(HP)が近々、更新され、新型コロナ対策の取り組みを分かりやすく紹介するコーナーが新設されます。
支局長 その前に、HPでどんな情報が得られるのか、まとめよう。
ユウタ 青年国会議員が執筆しているブログや、青年委関係のニュース、所属議員のプロフィルが見られます。この他に、今夏、首相に申し入れた青年政策2020など、近年の政策提言の全文が閲覧できる「アーカイブス」や、意見・要望を受け付けるページもあります。
支局長 新コーナーは、どんな内容になるのかな。
アヤカ コロナ禍での公明党の取り組みについて、医療・介護や学生支援といった分野別に、デジタルフライヤーや動画などが一覧できるようになります。
ユウタ デジタルフライヤーとは?
アヤカ 電子化されたチラシのことです。スマートフォンの画面にぴったりと表示されるように作られていて、友人・知人に紹介しやすいものになっています。
支局長 公開が楽しみだね。いつから見られるのかな。
ユウタ 今月上旬の公開をめざし、作業が進められています!