現役学生らの提言受け議論
党青年委
公明党青年委員会の杉ひさたけ委員長(参院議員、参院選予定候補=大阪選挙区)は27日、衆院第2議員会館で、日本若者協議会(室橋祐貴代表理事)と若者政策を議論するイベント「日本版ユース・パーラメント2024」を開き、現役学生らから政策提言を受けた。
政策提言は①若者の政治参加②教育③ジェンダー④労働・社会保障⑤気候変動・環境⑥憲法――の6テーマで構成。このうち若者の政治参加を巡っては、質の高い提言を行うには「国レベルでの若者議会の設置が必要だ」と指摘。若者団体への経済的支援のほか、被選挙権年齢の18歳以上への引き下げなどを訴えた。
労働・社会保障では「賃貸費用が若者の負担になっている」とし、現役世代への家賃補助を拡充すべきだと強調した。
杉委員長は「貴重な意見をしっかり受け止め、若者政策の立案に反映させていく」と述べた。
会合には、河西宏一青年局長(衆院議員)、高橋みつお(参院議員、参院選予定候補=兵庫選挙区)と安江のぶお(同=愛知選挙区)の両副委員長が出席した。