安江政務官に学長ら
秋野氏同席
安江伸夫文部科学大臣政務官(公明党)は5日、文科省で長崎大学の永安武学長、福島県立医科大学の竹之下誠一理事長らと会い、原子力災害医療分野におけるグローバルリーダーの育成について要望を受けた。公明党の秋野公造参院議員が同席した。
要望では高度被ばくなどの対応に関して、東日本大震災の際に活躍した経験豊かな大学教員などが定年退職し「人材の育成と確保が急務となっている」と指摘。国際的に学ぶ経験も不可欠だとした上で、安定的な仕組みとして人材育成事業の制度化と、継続的な予算措置を求めた。
安江政務官は「要望を受け止める」と述べ、原子力規制庁にも働き掛ける考えを示した。