安江政務官、地域移行巡り課題聴く
神奈川の公立中学校を視察
安江伸夫文部科学大臣政務官(公明党)は25日、公立中学校などにおける部活動の地域移行に向けた課題を探るため、神奈川県の綾瀬市立綾北中学校(熊本丈力校長)を視察した。公明党の三浦信祐参院議員、地元市議が同行した。
安江政務官らは、同校の部活動を主体に県内の小中学生が参加するマーチングバンド「綾北Mercury winds」の活動を見て回った後、指導顧問の中澤彩子氏ら関係者と意見交換した。
学校側は、バンドの活動場所や楽器置き場に学校施設を提供していると説明。管理運営上、地域移行後も提供を続けるには同校教員の関与が必要だと指摘した。また、地域移行により指導者の手当などを保護者側が新たに負担することになった場合、家庭の経済的負担が増すとして、支援の必要性を訴えた。
視察後、安江政務官は「子どもたちが安心して活動できる環境整備へ、支援のあり方を検討していく」と語った。
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