県立高校の早期復旧へ調査
石川で安江文科政務官
安江伸夫文部科学大臣政務官(公明党)は4日、石川県能登町にある県立能登高校宇出津校舎を訪れ、被災状況を調査した。党県本部の小松実幹事長(県議)、坂秀明・金沢市議、田端雄市町議が同行した。
同校の寮は、山間部の柳田校舎に構えていたが、地震に伴う崖崩れにより、校舎とともに使用できなくなった。仮設寮を5月から宇出津校舎内に設置し約50人が暮らす。
一行は、宇出津校舎各所の破損状況や、仮設寮内を見て回った。屋敷秀樹校長は「仮設寮内にWi―Fi環境や放送設備が整っていない」と訴え、支援を要請。また、生徒の心のケアのためにスクールカウンセラーの派遣頻度を増やすことなどを求めた。また、一行は輪島市内の県立輪島高校などを訪れ、関係者と意見交換した。
視察後、安江政務官は「一刻も早く復旧し、創造的復興を果たせるよう支援したい」と語った。
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