早期に設備点検・整備進めよ
安江政務官に大学教授ら
安江伸夫文部科学大臣政務官(公明党)は22日、文科省で宇都宮大学の長谷川光司教授らから、教育施設における音環境保全に関する政策提言を受けた。これには公明党の浮島智子、輿水恵一の両衆院議員、竹内真二参院議員が同席した。
長谷川教授は、公立小中学校の音響設備の老朽化や整備不良などが原因で「音環境における保全基準が推奨値を下回っている可能性がある」と指摘。その結果、教育現場で音が聞き取りにくかったり、児童生徒が心身の不調を訴えたりする事例もあるとして、教室や体育館、校庭にある音響設備の点検や整備を早期に実施するよう求めた。安江政務官は、提言を参考にしながら「(児童生徒にとって)より良い教育環境が図られるようにしていきたい」と述べた。