党学生局の「Qカレ」

「Qカレ」で学生と意見交換する安江局長=8月9日 名古屋市

NEWS ここがポイント

学生らの声に直接耳を傾け政策に反映。今夏は「学費負担の軽減」「政治参画」などテーマに意見交換し好評博す

Q 「Qカレ」とは。

A 「Question meeting of college students」の略称で、党学生局が学生らの声を懇談形式で聴き、政策に反映させる取り組みだ。2017年にスタートし、学生の悩みや疑問、意見・要望、質問に国会議員が答えるなど“膝詰めの対話”を重ねている。

寄せられた「生の声」は、党の政策に反映されてきた。例えば、▽給付型奨学金の創設▽奨学金返還支援の拡充▽コロナ禍における困窮学生への支援▽ネット上の誹謗中傷対策の強化――など多彩な実績に結び付いている。

Q 今年の「Qカレ」の取り組みは。

A 活発に行われている。法曹界や医療関係への道を志す人など、幅広いフィールドで活躍する学生らを対象に実施したほか、初めての試みとして「高校生版Qカレ」も行われた。

さらに今夏は「夏休み Qカレキャンペーン」と銘打ち、政策テーマごとに3回に分けてオンラインで開催。中学生から大学院生まで幅広い生徒・学生を対象にしつつ、Qカレに興味を持った学生らが参加しやすいよう、申し込み方法に交流サイト(SNS)も活用した。

Q どのようなテーマで意見が交わされたのか。

A ①大学などの学費負担軽減②政治参画の促進③平和・人権問題――の3テーマ。

学費負担軽減の議論では、大学院生が「学校卒業後も学び直しができる環境が重要」と述べ、リカレント教育(社会人の学び直し)の費用負担への支援などを求める意見が出され、政治参画の促進では「被選挙権年齢の引き下げを。若い候補者の選挙運動への支援も」(大学生)といった具体策が提案されるなど、活発な議論が展開された。

参加者からは「率直に意見交換できる貴重な機会だった」「公明党の国会議員が身近に感じられた」といった感想が寄せられた。一方で「対面でも実施を」「議員の意見をもっと聞く時間がほしい」といった声も上がった。党学生局では今後、内容の充実をさらに進めていく方針だ。

党学生局の「Qカレ」/NEWS ここがポイント

公明党ニュース:https://www.komei.or.jp/komeinews/p318204/

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