新しい体制で課題克服
斉藤国交相(公明)が再任
第2次岸田再改造内閣が13日、発足しました。岸田文雄首相(自民党総裁)は、松野博一官房長官や鈴木俊一財務相ら主要閣僚の多くを続投させて骨格を維持した上で、政権基盤の安定を重視。一方、初入閣は11人で、閣僚19人のうち女性を過去最多に並ぶ5人起用しました。公明党からは斉藤鉄夫国土交通相が再任されました。
改造内閣発足に先立ち、岸田首相と公明党の山口那津男代表は首相官邸で会談し、自公両党の連携を確認。席上、岸田首相は「新しい閣僚11人、女性閣僚5人のフレッシュな顔触れで、さまざまな課題を乗り越えていきたい」と強調しました。山口代表は「与党として力を合わせて岸田改造内閣をしっかり支えていきたい」と述べました。
山口代表は自公党首会談後、首相官邸で記者団に対し、「過去最多の5人の女性閣僚が、それぞれの持ち味を十分に生かせるよう頑張っていただきたい。新しいカラーを生かして課題を克服できる内閣になることを期待している」と評価しました。
また、政府は15日の閣議で、第2次岸田再改造内閣の各府省庁の副大臣26人、大臣政務官28人を決定しました。
■副大臣に平木、矢倉、浜地氏、政務官に安江、高橋、吉田(宣)氏
公明党からは、復興副大臣に平木大作、財務副大臣に矢倉克夫の両参院議員、厚生労働副大臣に浜地雅一衆院議員が就任。文部科学大臣政務官に安江伸夫、農林水産大臣政務官に高橋光男の両参院議員、経済産業大臣政務官に吉田宣弘衆院議員(内閣府大臣政務官と復興大臣政務官を兼任)が起用されました。